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えちえち☆だんせーき!

アニメ大好き社会人のロコリンのブログ。2015年卒(修士)の社会人。学生時代(2010年)から続けてるブログなのでエントリによっては学生ブログと社会人ブログになっています。時系列から察して。
 
 
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ロコリン

Author:ロコリン
2018年6月から会社員。2015年3月まで大学院生でした。
趣味:アニメ/Twitter/ゲーム/ニコ動
今(2015年2月更新):プリキュア/プリパラ/アイカツ/ごちうさ/艦これ

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メイン PC に Windows Server 2008 R2 をインストール 

私はノート PC を 1 台持っています。それ以外の情報端末は、無理やり挙げるなら Wii と携帯電話くらいしか持っていません。要するに、このノート PC は私のメイン PC というわけです。2009 年から今 (2012 年) まで Windows XP をインストールしていました。しかしながら、Windows XP のサポートは 2014 年 4 月 8 日で終了します。一方、私が大学院の博士前期課程を卒業するのは 2015 年 3 月なので、それまでにサポートが切れては困ります。Windows 7 を買おうか、Windows 8 まで待とうか、Linux に乗り換えようか、…と悩んでいました。

ところが、最近 DreamSpark というサービスの存在に気付きました。DreamSpark は学生に Microsoft の製品を無償で提供してくれるという太っ腹なサービスです。そこでは Windows Server 2008 R2 をはじめとしたさまざまな製品を入手できます。私はこれを利用して Windows XP から Windows Server 2008 R2 に乗り換えることにしました。

1 DreamSpark

1.1 DreamSpark の概要

DreamSpark は、前述のとおり学生に Microsoft のいくつかの製品を無償で提供してくれるサービスです。学生であればこれを利用しない手はありませんね。しかも、入手した製品は卒業後も利用できます。私は次の製品を入手しました。

ただし、学生であることを認証する必要があります。

1.2 DreamSpark 認証

DreamSpark の対象学生と認証方法についてのページをご覧ください。そこで自分に合った認証方法を選択してください。

私は大学生であり、大学用メールアドレス (ac.jp ドメイン) を持っています。そのため、らくらく連絡網で認証しました。メールアドレスを登録してから認証されるまでに数日かかります。

認証されたら、配布されている製品をダウンロードすることができます。


2 Windows Server 2008 R2 インストール

2.1 準備

Windows Server 2008 R2 をインストールするには次のものが必要です。

  • パソコン (PC/AT 互換機)
  • 光ディスク (DVD-R や DVD-RW, BD-R, BD-RE など)
  • Windows Server 2008 R2 のディスクイメージファイル (DreamSpark でダウンロード)
  • Windows Server 2008 R2 のプロダクトキー (DreamSpark で入手)

パソコンにすでに別の OS が入っている場合は、念のためバックアップをとっておいてください。私は外付け HDD に手動でバックアップしました。

ディスクイメージを光ディスクに焼いてください。私は百均で DVD-RW を買って、ImgBurn というソフトで焼きました。

2.2 OS インストール

素直にディスクを光学ドライブにセットしてパソコンを起動すれば OK です。ただし、BIOS の設定で光学ドライブを最優先にしているという前提です。

インストール時に注意するべきことは、インストールする OS の選択肢です。Standard, Enterprise, Datacenter, Web Server などいろいろありますが、Standard を選んでください。他のをインストールしてもそのライセンスがありませんのでダメダメダメのダメダメダメダメです。ライセンスを取得したエディションを選択してください。お勧めは Datacenter です。

あとは選択肢という選択肢はほぼありませんので、流されるまま進めていけばインストールが完了します。

3 入れるべきソフト・各種設定

3.1 セキュリティソフト

インターネットに繋ぐならセキュリティソフトは必須です。「パソコンには自信があるから必要ない」とか言ってるにわかが一番危険なのです。じゃああなた、今このブログを何で見ていますか? telnet や wget でテキストウェブブラウジングですか? 大抵は Internet Explorer や Mozilla Firefox などのウェブブラウザを使ってグラフィカルに閲覧していますよね。画像が表示されてるでしょう? CSS が適用されているでしょう? あなたはそれらのファイルを自分で欲しくてダウンロードしたわけではないですよね。つまりそういうことです。実際にはウイルス以外にも脅威がありますのでセキュリティソフトは必須です。

ところで、Windows Server 2008 R2 はセキュリティソフトの導入で厄介なことがあります。パソコン向け OS (Windows 7 など) とサーバ用 OS (Windows Server など) ではセキュリティソフトの対応エディションが違ったりします。しかも、サーバ用セキュリティソフトは、パソコン用のそれと大体同じ内容のものであるにも関わらず、お値段がお高いのです>< 私はこれまで使えたウイルス対策ソフトが使えなくて困りました。

対策としては、フリーのセキュリティソフトを導入するといいんじゃないでしょうか。私は COMODO Internet Security というソフトにしました。なお、このソフトをインストールする際、インストールに失敗しましたので、次のサイトを参考にインストールしました。

3.2 シャットダウン関連

初期設定では、シャットダウンイベントの追跡ツールが表示されます。これが面倒なら、gpedit.msc から「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「システム」とたどって、「シャットダウン イベントの追跡ツールを表示する」を無効にするとよいです。

休止状態を有効にするには次のコマンドを実行します。

powercfg /hibernate on

3.3 自動再生の無効化

Windows の初期設定では、リムーバブルストレージを接続したときに自動再生されるようになっています。これを悪用したウイルスがあります。自動再生が有効な Windows で、自動再生を悪用したウイルスに感染したリムーバブルストレージを接続すると、パソコンがウイルスに感染してしまいます。なので、自動再生を無効にします。

  1. コントロールパネルで「ハードウェア」→「自動再生」と進みます。
  2. 「すべてのデバイスで自動再生を使う (U)」のチェックを外します。
  3. すべてのメディアの動作を「何もしない」にします。
  4. 「保存 (S)」ボタンをクリックします。

3.4 デザイン関連

初期設定では Windows Aero を利用することができません。利用したければ次のようにします。

  1. サーバー マネージャーの「機能」の中にある「機能の追加」で、「デスクトップ エクスペリエンス」をインストールします。
  2. サーバー マネージャーの「構成」→「サービス」で、「Themes」サービスのスタートアップの種類を「自動」にします。このとき、「開始」もクリックします。
  3. コントロール パネルの「デスクトップのカスタマイズ」→「個人設定」で「Windows 7」を選択します。

なお、環境によってはグラフィックカードのデバイスドライバをインストールして初めて半透明のウィンドウになる場合もあります。 (私がそうでした。)

Windows Server 2008 R2 デスクトップ

ただし、Windows Server 2008 R2 には Aero マウスポインタがありません。これは以下のサイトからダウンロードするとよいです。

4 特有のトラブル

Windows Server 2008 R2 特有のトラブルがあります。Windows 7 では起こらないような問題があり、ググっても見つからないことが多いので、このブログで少しずつ紹介していきたいと思います。

4.1 インストールの権限がない

インストーラやアンインストーラなどを使おうとしたときに、「システム管理者によって、ポリシーはこのインストールを実行できないように設定されています。」などというメッセージボックスが表示されることがあります。

Windows インストーラ

どうしてもインストールやアンインストールを行いたい場合、次のようにして管理者権限にします。

  1. コマンド プロンプトを管理者として実行します。

    「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」の中の「コマンド プロンプト」を右クリックして、「管理者として実行(A)...」をクリックします。

  2. タスクマネージャから explorer.exe を終了します。

    キーボードの Ctrl + Alt + Delete を同時に押して「Windows タスク マネージャ」を起動し、「プロセス」タブのリストボックスから「explorer.exe」を選択して、「プロセスの終了(E)」ボタンをクリックします。

  3. explorer.exe を管理者として起動します。

    先ほど開いた管理者権限のコマンド プロンプトに「explorer」と入力して Enter キーを押します。これで explorer.exe は管理者権限となります。

  4. あとはインストーラなりアンインストーラなりを実行すれば OK です。

    (なお、インストーラやアンインストーラのファイルパスがわかるのであれば、わざわざ explorer.exe を管理者権限で実行しなくても、管理者権限のコマンド プロンプトからインストーラやアンインストーラを起動すれば OK です。)

  5. インストールやアンインストールが完了したら、一応 explorer.exe を通常権限で起動しなおします。

    タスクマネージャから explorer.exe を終了して、タスクマネージャの「アプリケーション」タブの「新しいタスク(N)...」ボタンをクリックし、「名前(O)」テキストボックスに explorer と入力して OK を押します。

私はこれでできました。なお、このような操作が必要となるソフトウェアの例を示します。

  • Secure Download Manager

    DreamSpark のファイルをダウンロードするのに必要なダウンローダ。

  • Akamai NetSession Client

    Windows の Preview 版などをダウンロードするのに必要なダウンローダ。インストーラのファイル名は my_downloader_installer.exe だったりする。

  • Facebook Messenger

    文字通り Facebook アプリ。アンインストーラの実行に管理者権限が必要。

関連項目

手動。

コメント
VSのProfessionalが無償で手に入る・・・だと・・・
DreamSpark、初めて知りました。早速申請しよう。
情報どもです。

VisualStudio2010のProfessionalにはコレが使えるのであこがれていました。
 「Visual Studio」の画面に背景画像をセットできる
 「痛IDE」「痛スタートページ」
http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20100618_375053.html

Expressエディションでは使えない機能です。
可愛い女の子を背景にVSでプログラミング、胸熱。
> コケいろ さん
コメントありがとうございます。

私も DreamSpark の存在を最近まで知りませんでした。
例によって Twitter で流れていた情報です。

痛 IDE ワロタww いいですねw
痛デスクトップにしても他のウィンドウに隠れますからねwww
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